KURUTOの月報#07展示がはじまり、人が集い、オープンが近づいた6月のこと。


2025.06.30

今月の月報では、cultureclub design 三井さんによる展示のこと、 中之島・heys coffeeでのポップアップストアの様子、 そしていよいよ決定したオープン日について、お届けしたいと思います。

KURUTOのオープンが、すこしずつ近づいてきました。
場としてのかたちがようやく見えてきて、日々の準備にも、自然と力が入ります。

6月は、展示の開催やポップアップイベントなど、さまざまな“ひとが集まる場”がKURUTOにて少しずつ始まりました。
まだ未完成の状態ではあるけれど、それでも場に人が集い、作品が並び、会話が生まれることでこの場所の“すがた”がすこしずつ立ち上がってきたように感じています。

今月の月報では、cultureclub design 三井さんによる展示のこと、
中之島・heys coffeeでのポップアップストアの様子、
そしていよいよ決定したオープン日について、お届けしたいと思います。

KURUTOオープン日が決定

KURUTOのオープン日が、ようやく決まりました。 当初の予定よりすこし遅れてしまいましたが、2025年8月5日(火)、扉を開きます。 前日の8月4日(月)には、メディアや関係者の方向けにレセプション・内覧会も開催予定です。 さらに、オープンの週末には作り手さんをお招きして、オープニングイベントも計画中。ようやく、ここからがスタートです。

オープンを間近に控えた今、自分の中で湧き上がっている気持ちは、「生き物を飼い始めるとき」の感覚に少し似ています。 うれしさや愛しさと同時に、「ちゃんとお世話しなければ、命を落としてしまうかもしれない」という緊張感。けれどその先には、まだ出会ったことのない風景や人たちが待っているという予感もあって、新しい日々に対するワクワクも膨らんでいます。

最近あらためて「どんな場所になるといいかな」と考えることが増えました。
ポップアップや、cultureclub design三井さんによる展示のレセプションなど、さまざまな人が行き交う小さな場を体験する中で、ふと感じたのは、人が気軽に集まって、なんとなく長居してしまうような心地よさ。そして、日常の中にそっと入り込むような小さな刺激や、ひらめきのきっかけになれるような場所でありたいということ。
そんな場を目指して、残りの準備を進めています。

KURUTO(  )初めての展示

KURUTO(  )で、初めての展示を開催しました
まだ工事中のKURUTO(  )にて、大阪市内のアートとデザインの周遊型イベント『Osaka Art & Design 2025』の一環として、cultureclub designの三井さんによる展示「有り触れたものに触れる」を開催しました。

作品が並び、照明が当たった瞬間、ただの空間だった場所が一気に展示スペースとして立ち上がったときの感覚は、忘れられません。 KURUTOが持つ“余白”の力が、初めて目に見えるかたちになったように思います。

レセプション当日は、場の外にある段差に腰をかけて話す人がいたり、会期中にはご近所の方がふらっと立ち寄って興味深そうに質問してくださったりと、自由でおおらかな空気が流れていました。 「こんなふうに、日常の中に自然と存在する場所になれたら」と思わせてくれる、幸せな時間でした。

heysにて、POP-UP STOREを開催

POP-UP(store)at heys coffee を開催しました 6月14日・15日、中之島にあるheys coffeeさんにて、POP-UP STOREを開催しました。 テーマは「雨の日の過ごし方」。

今回も114plantsさんとご一緒に。

梅雨時期の開催でしたが、ありがたいことに多くの方にお越しいただきました。 「家でゆっくり過ごすときのアイテムを探していて」 「知人のプレゼントに選びたい」 そんな会話のひとつひとつに、訪れてくださった方の暮らしの風景が垣間見えて、こちらまで温かい気持ちになりました。

このテーマを選んだのは、「自分や大切な人にやさしくする時間」を想像しやすい季節だったから。 少し立ち止まって、深呼吸するような時間をそっと後押しできたなら、という想いを込めています。

noteを始めました

noteにて、インタビュー記事の連載を始めました。 KURUTO(store)では、商品の背景にある「作り手の想い」を丁寧に伝えることを、大切にしています。 実際に商品を仕入れる前には、なるべく直接お会いして、なぜそのモノを作っているのか、どんな想いを込めているのかをじっくり伺うようにしています。

その中で出会った、すばらしい作り手さんたちの言葉を、もっと多くの方に届けたい。そんな想いから、noteでインタビュー記事の公開を始めました。

「きょうのおだし」さんや「藤田金属」さん、「Nogakel」さんなど、すでに何本かの記事を公開していますが、読んでくださった方や作り手の方からも嬉しい反応をいただき、あらためて伝えることの大切さを実感しています。

Nogakelさんインタビュー『環境配慮は掲げない。ただ”外で食べること”を楽しんで欲しかった。-「Nogakel」が生まれるまでの、素材と想いと対話のこと』

藤田金属さんインタビュー『つくる、たべるのあいだに。鉄フライパンが届ける、できたての時間。-藤田金属がつくる”使うほどに育つ”フライパンジュウのものがたり』

きょうのおだしさんインタビュー『出汁の香りで始まる朝に。-「きょうのおだし」が届けたい。やさしい習慣のこと。』

ぜひ、お時間ある時にご覧ください!

次回の月報では、いよいよKURUTOのオープニングイベントについてもご案内できる予定です。 新しい出会いが生まれる場となるよう、ひとつずつ準備を重ねていきます。 ぜひ、楽しみにお待ちいただけたらうれしいです。

KURUTOのInstagramを開設しました!

オープニングイベントや取扱商品の情報はもちろん、準備の進捗や、月報で綴っているような「今、考えていること」も発信していきます。

@kuruto_osk ぜひフォローして、オープンまでの道のりを一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

これまでの経緯は、過去の月報をご覧ください。
#00 場の運営事業にチャレンジします!
#01 工事中のKURUTOにて忘年会を開催しました!
#02 KURUTOのオープンが1ヶ月先延ばしになりました。
#03 KURUTO(store)ってどんなお店?
#04 KURUTOのデザインとコンセプト
#05 ロゴの完成と、ポップアップのお知らせ
#06 はじめてのポップアップと、工事が始まった5月のこと。

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