2025年を振り返って…


2025.12.26

KURUより2025年最後のご挨拶。

2025年もあと数日ですね。

皆さまからのご協力、応援をいただき、今年もKURUにとってとても充実した1年となりました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

今年もさまざまなできごとがありました。KURUの2025年を振り返ります。
少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。

KURUのできごと

今年の夏、39期目を迎えたKURU。
何といっても、昨年から動いていた自社プロジェクトKURUTOがオープンを迎えたことが、今年1番のできごとです。

レセプション、オープニングイベントの際には5日間で約500名のお客様がお越しくださいました。古くからのお知り合い、クライアントの方々、ご近所の方々にもやっとお披露目でき、少しほっとしたのを覚えています。

イベント当日は、KURUTO(store)で商品をお取り扱いしている作り手さんにもご協力いただき、ケータリングの提供や、商品について直接お話しいただく機会が生まれました。
作り手さんとお客様が言葉を交わし、時には作り手さん同士がつながっていく。これからも、そんな時間と場を丁寧につくっていきたいと考えています。

KURUは今年、メンバーとパートナーを合わせて20名を超える事務所になりました。
個性も、得意なことも苦手なこともさまざまですが、互いに足りない部分を補い合いながら、一人ひとりが「自分にできること」を考え、実行してきた1年だったと思います。

日々の業務と並行してKURUTOを運営することの大変さも、実際に運営してみて実感しました。しかしそれ以上に、KURUTOに足を運んでくださる方々や、周辺の店舗や飲食店とのつながりができたこと、そして素敵な商品を作られている作り手さんとの関係性ができたことは何ものにも代えがたいものだと感じています。

私たちがこの場所でKURUTOを運営することが、このまちにどんな影響を与えられるのか、どんな存在でありたいのか、どうあるべきなのか。その問いに向き合いながら、これからも、悩みつつ歩んでいくのだと思います。

日々の気づきや反省を糧にしながら、少しずつKURUTOを育てていきたいです。

今年の夏に行ったKURU総会での1枚。竣工前のKURUTOの前で撮影したのも良い思い出です。

KURUTOでのできごと

この4ヶ月のあいだに、KURUTOを通して本当にさまざまな出会いがありました。
KURUTO(store)で取り扱っている商品のポップアップや勉強会、マルシェイベント、ゲストをお招きしたトークイベントなど、私たちの想像を超える多くの方々にご協力いただきました。

最近では、「KURUTOでイベントをやってみたい」とお声がけいただくこともあり、とても嬉しく感じています。
また、大阪を飛び出してイベントに出店する機会にも恵まれ、活動の幅が少しずつ広がってきたことを実感しています。

from the farm KYOTOさんによるソイマヨの販売会。
オープニングイベント以降、問合せいただくことも多い商品です。
ANTELOPEさんによる世界最古のお酒「ミード」の勉強会を開催した時の様子。
谷澤さんの熱意が参加者の皆さまにも伝わったのが嬉しかったです。
KURUTO(  )で行ったKURU JAMトークイベントの様子。
この日は谷尻誠さんをゲストにお招きし、KURUの経営事情や今後の展望について公開相談をしました。
これまでパタンナーとしてご活躍されてきたGENさんの展示。
展示方法についても提案させていただき、設計事務所がこの場所を運営している意義を感じることができました。

メディアに掲載いただけたのも嬉しいできごとでした。

SAVVY11月号に掲載いただきました。

これまでのストーリーはKURUTOの月報でご覧いただけます。
担当者が毎月、心を込めてお届けしているので、ぜひご覧いただきたいです。私たち自身も、ときどき読み返しては「こんなこともあったな」と懐かしく思い出しています。

2026年からは、アーティストによる作品の展示や販売など、今年以上に表現の幅を広げた取り組みを予定しています。
KURUTOという場所が、より多様な出会いや気づきが生まれる場となるよう、引き続き挑戦していきます。

最新情報はKURUTOのインスタグラムで発信しています。まだフォローされていない方は、ぜひチェックしてみてください。

設計・企画のお仕事

これまでは設計・企画それぞれでお仕事をいただくことが多かったのですが、今年は特に設計チーム、企画チームが一丸となって動くプロジェクトが多かったように思います。
飲食店やオフィスをはじめ、さまざまな物件が竣工しました。今回はその中でも5つの物件をピックアップしてご紹介します。

GLION ARENA KOBE VIPエリア

兵庫県神戸市に開業した新アリーナにおいて、VIPエリアの設計を担当しました。
神戸ウォーターフロントに開業したこの施設は、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「神戸ストークス」のホームゲームをはじめ、音楽ライブなど様々なイベントが行われる神戸の新たなエンターテインメント拠点です 。こだわって採用した兵庫・神戸にまつわるマテリアルにもぜひご注目ください。

みや﨑

都市開発が進む福井駅前に移転オープンした飲食店。本プロジェクトでは内装デザインを担当させていただきました。
客席背面の光壁に採用した和紙は何度も何度も試作を重ねていただき完成したもの。石や木、水、光などの自然物や、紙、陶器、タイルなど素材そのものの美しさにご注目ください。

阪急阪神本町営業所

企画・設計・運営を一貫して担当させていただいたプロジェクト。
大阪府大阪市内のオフィスと住宅が混在するエリアに位置することから、ギャラリー機能を併せ持つ不動産仲介店舗として計画しました。家具やアートなど、暮らしにまつわるテーマでの展示やイベントの企画もサポートしています。

年明け2月からは、阪急阪神不動産のリノベーション相談会と、由紀精密によるアナログレコードプレイヤーの視聴会が開催される予定です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

イニシア京都御所南

KURUのパートナーである、coil 松村一輝建築設計事務所・松村一輝さんとともに、デザイン監修をさせていただいたプロジェクト。
京都府京都市に、新たなマンションが完成しました。
詳細ページをご覧いただくと伝わるかと思いますが、この物件は、多くの協力会社の皆さまと共につくり上げたものです。それぞれの専門性や想いが重なり合い、ひとつの「場」としてカタチになりました。ものがつくられる過程や、そこに関わるつくり手の存在、そして積み重ねられてきた知識や技術を知り、受け入れながら暮らす——そんな時間が、ゆっくりと流れていく場所になることを願っています。

SEN.RETREAT TAKIJIRI

設計デザインを担当した本プロジェクトは、「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2025」にて優秀賞を受賞しました。
世界遺産・熊野古道の玄関口、滝尻王子のそばに誕生した宿泊施設で、使われていなかった土地や空き家を再生し、地域と巡礼者をつなぐ場をつくっています。SEN.RETREATプロジェクトは、現在も新たな取り組みが動き出しています。今後の展開にもぜひご注目ください。

あなたの場と想いを、デザインの力で長く愛されるカタチにする」。
このビジョンを掲げ、私たちはひとつひとつのプロジェクトと向き合ってきました。どうすれば長く愛されるカタチになるのか。クライアントの想いを、どのように表現するのか。そんな問いを、日々重ねながら考え続けてきた1年だったと思います。

また、KURUTOを企画・設計・運営するなかで、これまでとは異なる視点や気づきを得ることができました。
つくり手としてだけでなく、使い手・運営者として空間と向き合った経験は、私たちの仕事に新たな広がりを与えてくれています。

そうした学びを糧に、2026年も「長く愛されるカタチ」をつくる建築設計事務所として、
私たちの考えや取り組み、そして仕事のプロセスを、これまで以上に皆さんにお届けしていきます。

最後に

最後までご覧くださりありがとうございます。

皆さまにとって2025年はどんな1年でしたでしょうか。

KURUは、さらなる発展・飛躍に向けて今後もより一層尽力してまいります。
2026年も引き続きご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

最後になりますが、2025年も大変お世話になりありがとうございました。
よいお年をお迎えください。



なお、誠に勝手ながら下記の期間を休業させていただきます。

【年末年始休業期間】
12/27(土)〜 1/4(日)
新年は1/5(月)より営業開始となります。

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